2018年3月17日土曜日

春のうららに花を生けて

春彼岸の入りを迎え、待ちに待った春がやってきますね。
とは言え、先週は気温がびっくりするくらい上がり、桜もびっくり!
なんだか早くにソメイヨシノの開花を迎えそうな勢いで、大慌ての気分です。
そんな季節に1年半ぶり、2回目のグループ花展を開催しています。
1回目は秋で「秋うらら」というタイトルでスタートしたのもあり、
メンバー7名で「うらら会」という集まりになっています。
そして今回は「春うらら」。場所は秋同様、横浜の三渓園内の待春軒です。
「うらら」が春の季語なので、俳句的には春はいらないのかも?ですが、笑。
そして個人的には2回とも、それぞれの作品のタイトルに季語を選び生けています。
今回は「風光る」「長閑」「青き踏む」「木の芽時」の4つ。


こちらは「風光る」
吹く風にきらめく芽吹きの季節の枝をイメージして生けました


ちょうどこんな感じが今の三渓園の花の木の景色
「風光る」「木の芽時」はこんなイメージを生けました

諸葛菜、花大根も「長閑」に生けましたよ

蕗の薹も「青き踏む」に生けました


自然の景色は美しく、少しでも近づけるように生けたいと思うと
まだまだと言うかやっぱり敵うはずもなく、
挑むのではなくてリスペクト、敬意の心で生けようと。
そうすると肩の力も抜けて、気負いのない花が生けれたように思います!
また改めて紹介しますね。(カメラの調子が悪くてPCに取り込めなく・・・)

そして、春からの宣伝を少し。
リゼッタ鎌倉店さまで4/17(火)にワークショップをいたします。
「季節の枝もの、草花で作る箱庭アレンジメント」
もうひとつは、横浜BUKATSUDOさまにて5月から3回連続講座がスタートします。
「季節の花とくらす入門 2018夏」 
どちらも季節の旬の花を楽しんでいただける内容です。
それぞれのHPにリンクを貼りましたのでぜひご覧ください!


リゼッタ鎌倉店でのワークショップのイメージ写真です

2018年3月4日日曜日

弥生三月、春がきました!

3月になった途端に「えっ!!!」って感じで暖かくなりました。
三寒四温はどこへやら?で、きっとまた寒の戻りや花冷えやとありそうですが、
ずっと寒かったので、とりあえずはホッとしますね。

春は嬉しい季節です。
が、私にとって春は少しセンチメンタルになる季節でもあります。
花粉症の方は、春が嫌いになっちゃうというのをよく伺いますが、
そうではなくて、少しリセットの時期でもあるからでしょうか?
夏の終わりから年末まではバタバタしてるので、秋にセンチにはならなくて、
無事仕事納め、新年を清々しく迎えて晴れやかなのが1月。
2月は確定申告をがんばり、終わった途端にセンチメンタルがやってくるのです。
自分の去年の頑張りも感じられたりするのですが、終わった感もあったり。
それと、しばらくできなかったことを実行するのも2月から3月にかけて。
すると、いろんなことをしみじみ考えてしまうから、なのかなぁ。

そんなことを思いつつ、ポカポカ陽気の3月最初の土曜、
ずっと会いにいけなかった家族に会いに埼玉に行ってきました。
ついでに?ずっと行きたかった別所沼のヒヤシンスハウスに寄って、
最近増えているおしゃれなギャラリーショップにも連れて行ってもらって。


別所沼公園で、河津桜が綺麗に咲いていました

立原道造の未完の夢の小屋は市民の有志で建てられました
水曜、土日曜にオープンしてますよ!



そして久々に家の前の緑道を散歩してみました。
犬の散歩がなくなって、歩く方向が駅への方ばかりでしたが暖かな日曜だったので。


うちの植え込みの貝母百合が咲きそう!


緑道にも河津桜かな?綺麗

ヒヤシンスハウスのパンフとスタンプ


「夢みたものは」立原道造
夢みたものは ひとつの幸福
ねがったものは ひとつの愛
山なみのあちらにも しづかな村がある
明るい日曜日の 青い空がある・・・・・略

行けてよかったヒヤシンスハウス。
終わりは始まり。
やってくる新しい季節の中で健やかにまた頑張ろうと
そんな言葉を自分に言い聞かせる弥生三月の始めになりました。