2017年10月18日水曜日

神無月には神さまに花を

10月は旧暦では「神無月」。
八百万の神様が皆、出雲大社に集まる月らしい。
それで留守になるので神無し月、出雲の国では「神在月」というそうです。
ぼんやりと仏教徒だろうと大人になった私ですが、
森羅万象すべてのものに神が宿るという八百万の神様の考えかたは
私の中に息づいてるいる信仰心のように思います。
恵比寿様や大黒様や布袋様やら、山や田や木やらの神様が、
わいわいと出雲大社に集まる様子を想像するのもなんだか楽しいですね。
そんな10月神無月、神様が集まる月は、あらゆるものが澄み渡るように
美しく感じられる月のように思います。
そして、このころの草花や枝ものや実ものは大好きなものがたくさんです。
色々生けて楽しんでいますのでちょっとご紹介。


大人っぽくシックな色でまとめて

紅葉の葉がキュッとアレンジを引き締めます

黄色と紫の反対色が艶やか

洋花を和のかごに

古いミルク瓶にナチュラルに

光がきれいな秋の朝


生けては写真を撮るのですが、年老いたチャムが私のいる方へ寄ってきます。
花の下で眠ってしまいました。
神様の存在を感じるような柔らかな光に包まれたひと時です。
花は、「天高し」捧げるように生けましょう。神様に感謝して。

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