2016年6月17日金曜日

夏色リース作りました!

リースと言えばクリスマス、はひと昔のことになりました。
最近は、すっかり私たち日本人の生活でもポピュラーになり、
一年を通して、インテリア雑貨アイテムとして人気です。
雑貨アイテムと言いましたが、人気の理由はきっと植物だから。
物プラス自然の息吹も感じられて、癒しの効果もバッチリ!
特に夏場の暑い時期、生花は持ちが悪く、庭仕事も暑くて大変ですから、
ものぐさになりがちな季節に、ピッタリのアイテムでもありますね。
そんなので、夏リースというのも人気上昇しているようです。

私もこの2、3年、夏リースを作っています。
インテリア雑貨店の「私の部屋」さんにご依頼を受け、展示販売していただいています。
いろいろなグリーンを使って、ナチュラルな生のリースも素敵ですが、
雑貨店さまのお取り扱いというのもあり、プリザーブドフラワーがメインです。
秋冬にも作りますが、大きな違いはカラーリング。
青系、黄色系はとくに夏色。海や太陽の色です。
そのほかには白と緑を作りましたが、こちらは秋冬も使う色。
でも、同じ色でも季節の色目ってありますよね。
夏はやっぱり爽やかだったり、ヴィヴィッドだったり、元気色だったり・・・・。


コバルトブルーは今年のお気に入りです

黄色って元気カラーですね

グリーンもパキっと発色良く仕上げました

こちらは夏の乾いた感じかな

白も少し水色を入れて爽やかに


リボンの代わりにジュートの紐を使いました。
合わせる色や素材、トーンと質感、そんなものを大切にして季節を表現します。
これは花を生けるときも同じです。合わせる副材料ってすごく大切!
みなさんも作られるときは、そんなことを注意してみてください。
ますます楽しくなりますよ!!

こちらのリースは、私の部屋横浜店さまにて6/15~展示販売中です。
近くにお出かけの際はのぞいてみてください!


2016年6月1日水曜日

暮らしの道具に暮らしの花を

先週末、5月の最後の土曜日に、
谷中松野屋さんにてワークショップをやらせていただきました。
松野屋さんとはここ5年ほど、年末に迎春飾りの販売をしていただくおつきあいです。
初めてのワークショップのトップバッターを務めさせていただきました。
午前と午後の2回で合計10名、無事満席になり、お天気もよく
ワイワイと楽しんでいただけたと思います。

私は「暮らしの花」をテーマに花を生けています。
松野屋さんは「暮らしの道具 松野屋」です。
飾らない生活の道具に、私の花はピッタリ!!だと思っています。
まずは 器にする道具選びからスタートで、迷いながらもすごく楽しそうでした。
芍薬、ジューンベリー、ハーブゼラニウム、アジサイ、木苺など
10種類ほどの季節の草花をご用意しました。
選んだ器の用途や特性などを大切に、主役をひとつ決めて、それぞれのいいところを
見つけながら、完成のイメージを持って、スタートは前後左右、高さから。
そんな簡単な説明をしただけで、あとは自由にアレンジしていただきました。


お店の軒先、外でのワークショップです

そのままお持ち帰りできるように、今回はスポンジのアレンジです
ちゃんと前後左右からスタート出来てますね!


紫陽花のお菓子も付いてます

こんもり可愛く、高さを出して野原のように、おおらかに伸び伸びなど
みなさん思い思いに初夏の景色を生けてました。
暮らしの道具に生けると、花瓶生けとはまた違った風情ができますね。

お茶菓子は季節の花、紫陽花の和菓子です。
花の生徒さんで、日本(家庭)料理を教えている植木さんが作ってくれました。
可愛く、美味しく、皆さんこちらも大満足。

この日は一日花束販売もやらせていただきました。
そのままドライになるスワッグと、季節の花束、ハーブの花束です。
スワッグはここ2、3年リースに匹敵する人気の花アイテムです。
壁飾りの意で、花束を下向きに下げて飾るようなもの。
私は香りのあるフレッシュな材料で、そのまま下げておくとドライフラワーになる
一石二鳥的なものが好きです。今回も生のユーカリをベースに作りました。
店先がいい香りに包まれていましたよ!


ラッピングされてないのがスワッグです


花の生徒さんも来てくれたり、外人さんも声をかけてくれたり、
花が皆さんの暮らしのそばに近づけたような・・・
たくさんの方とふれあえた素敵な一日でした。

暮らしの道具に暮らしの花を。これからも私のテーマです!

次はみなとみらいのBUKATSUDO文化祭でハーブの寄せ植えワークショップです。
6月19日日曜日、またたくさんのご縁がありますように!