2011年12月25日日曜日

冬のベランダ

メリークリスマス!
と思うと、もう年末です。
仕事の忙しい時期ですが、少し見通しが立ってきたので、
気になっていたポット苗を植え替えました。

冬のベランダは、気が付くとすっかり葉を落として寒々しい景色です。
遅いブルーベリーの紅葉だけが色になっていますが。



冬枯れの景色も好きですが・・・



もう枯れちゃったな・・・と思われる手前右の2つは、ここらで整理しようか。
大好きな山アジサイ(手前左)はかろうじて生きてるよう。春の芽吹きを楽しみにしよう。




ジューンベリーとオキザリスとビオラと寄せ植え


玄関先の葉が落ちたジューンベリー、そろそろ鉢も小さくなってきていました。
少し大きい鉢があったから、本当はあまり植え替える時期ではないのですが、
思い切って植え替えて、ビニルポットのままだったオキザリスとビオラを寄せ植えに。
日当たりのいい上のベランダにもってきました。
そもそも落葉樹とか、山の花や雑草のような小さい花が好きだから、
あまり華やかにはなりませんね。苦笑。



黄色と紫の反対色であわせました


もうひとつの鉢にビーツとチコリ

食用ですが、パープルのカラーリーフがきれいなので、どちらかというと観賞用に植えてみました。うまくいけばちょっと食べてみよう!


花も葉もパープルなので、冬の庭が明るく!というのではないですね。
でも、ちょっと整理して、しっくり冬らしいベランダになって満足です。
これで、新年を迎えられるわ!とホッとしました。


2011年12月16日金曜日

松ぼっくりがあったとさ〜〜♪

また歌唱ですね。
12月も半ばにさしかかり、ぐんと冬らしく朝晩が辛い季節になりました。
もうすぐクリスマス、そしてお正月。一年も後少し。

この時期、我が家には松ぼっくりがいっぱいです。
花の仕事をする私にとっては、
クリスマスはもちろんですが、お正月のしめ飾りを作る季節でもあるので、
いろんな大きさ、色、種類がごろごろとカゴや箱やらに入っています。

それ以外にも、散歩やハイキング、旅行で拾った松ぼっくりが、通年どこかしらに飾られているのですが、やっぱり松ぼっくりは私にとって冬の可愛い実ものです。
ほんの一部ですが、色々あるのでご紹介。

松ぼっくりがあったとさ〜〜
遠いお山にあったとさ♪



拾ったもの、市場で仕入れたものと色々です


ころころ、ころころ、あったとさ〜〜♪



晒した松ぼっくりが3個


日本で拾いました

お猿が拾ってたべたとさ〜〜♪


西宮の旧甲子園ホテルの庭で拾ったのを頂きました。
樹齢何年でしょう?大きな針葉樹がたくさんあります。
日本でもこんな大きいのが拾えるのですね。



今年のクリスマスコーナー

市場では雪がかかったようなのや、きらきらしたのやらがクリスマス資材で売られています。オレゴンモミと飾ってみました。
小さい家なので、大きなモミの木は飾れませんが、毎年本当のモミを少し飾って楽しみます。


では、クリスマスまで指折り数えて過ごしましょう!!







2011年12月5日月曜日

山茶花咲いた。冬の花。

サザンカ、サザンカ、咲いた道〜〜〜♪「たき火」の歌詞です。
吐く息も白くなってきた初冬の頃、散歩しながら口ずさんでいます。
私と犬の散歩道にはサザンカがたくさん咲きます。
今年は暖かだったので、ようやく咲いている姿を見るようになりました。
私はこの花が大好きです。
花の少なくなる季節、ひときわ華やかに咲き、冬景色を彩ってくれる花木。
山茶花・・・漢字も素敵。


艶やかなピンクの花がポピュラーですね

白にほんのりとピンクがのっているサザンカ


そして同じように冬の花の代表格、椿も大好きな花です。洋名は’カメリア’。
そうです、シャネルのコサージュ「カメリア」はこれがモチーフ。
たくさんの品種がありますが、一番良く咲いているのが見られるのは、
晩冬から早春の頃でしょうか。
同じ散歩道に早咲きの椿が1本植わっています。今年も咲いていました。
白とピンクの覆輪で大輪です。品種名はわかりません。


大輪で頭がちょっと重そうです

「何れが椿か山茶花か」と言うくらい、素人では見分けが難しいですが、
咲いている足元を見てみましょう。
ハラハラと花びらが散っていると「サザンカ」、
ポトリと花ごと散っていると「ツバキ」です。
咲かないと分かりませんが、こんな事を知っているとちょっと楽しいですね。



地面には花びらがちっていました 

もうひとつ、冬の花で好きなのを紹介します。
’シキミア’は洋風のクリスマスアレンジメントでもよく使われる花木です。
赤がポピュラーですが、最近はグリーンやピンクっぽいの、
葉に斑があるものなども見られます。
このシキミア、実は日陰の日本の庭で良く植えられていました。
とっても地味な花木でしたが、時代も変わり昨今は洋風の花として普及。
このごろは「洒落た花」で人気のシキミアです。
私も小さい苗を育てています。今年も咲きました!


シキミアは常緑の低木です


冬には冬らしい景色があります。
寒い寒い日に見つける、小さな日溜まりのような花がやっぱり素敵ですね。
見つけてみてください、そんな景色を。





2011年11月30日水曜日

Succulent=サッカレント=多肉植物

多肉植物って皆さんもうすっかりお馴染みですよね。
最近は、たくさんの種類が園芸店や雑貨屋さんで売られています。
サボテンのような棘がないので、とても扱いやすいですし、
体の中に水分がいっぱいあるから、水やりなんかもラクチンです。
そんなので、部屋の中にちょこんとおいても可愛い、
手間いらずのインテリアプランツとして、人気があるのはうなずけます。

我が家にも少しだけ多肉ちゃんがいます。
まだベランダに置いていますが、そろそろ寒くなってきました。
部屋の中に入れようかなと思っていますが、案外丈夫なのでまだいいか、
とスパルタに育てています。

Succulentーは、夏にカリフォルニアの友人宅に行った時に覚えました。
乾燥した気候にあうので、庭でもたくさん育てていて、”サッカレント”総称して呼んでました。
あまりにたくさんの種類があるから、「これは便利!」と私もひとくくりにしております。

うちにいる”サッカレント”をご紹介します。
どれも穴のない器に「ネオコール」という炭から出来た園芸用土を使っています。
多肉で穴いらず!?と思いましたが、大丈夫です!
これなら土も見えないので清潔で室内でも安心です。

出来るだけ日当たりの良い所に仲良く並べてます


可愛い花が咲いたので嬉しい!


フワフワした葉肉です


リプサリスと言います

2011年11月23日水曜日

根を張って”Grow up!”

花を生ける仕事を始めてかれこれ20年が経ちます。
切り花を扱う中で少し疑問を持った時に“根”のあるものに興味を持ち、
ランドスケープ(景観デザイン)の勉強をしました。
それからは「花」=「植物」=「自然」という大きな意味を自分なりに大事にして、
花を生けたり、植物を植えたりするようになったので、20年、続けて来れらたのではと。
そして長く続けていく中で、沢山のご縁を頂きました。
ご縁を頂き、また続けていける、そんなのの繰り返しですね。
しっかりと根を張っていく事の大切さをヒシヒシと感じる日々です。
私の小さなベランダや植え込みから戸外の自然まで、
根を伸ばしている植物やそこから始まる暮らしの話しを少しずつお届けしようと思います。


小さいベランダの直物たち
今年も咲いた‘ジュズサンゴ’宿根の植物

小さな葉が出てきました‘台湾ニンジンボク’